こんにちは!うさぱぱです。
このうさ家ブログでは、経験談をもとにマンション仕様について解説しています。
今回は、マンションオプション節約方法と選び方ついてを解説していきます。
新築マンションの購入が決まり、オプションをおすすめされるとさらに夢が広がりますよね。
でも、初めての経験でいろいろな不安があると思います。
・オプションって、やっぱり高いの?
・なるべく費用を抑えたいなあ?
・オプション選びで後悔したくない
筆者の僕は、建築系の仕事をしてきたため、工事原価をよく目にしています。
そんな僕も、2年前に新築マンション購入をしました。
いざ、オプションをと思ったのですが、値段を見ると・・・高い。
でも、マンションオプションには、さまざまな方が係わっているため、仕方がないと思っています。
・総合的に品質管理を行うマンションデベロッパー
・購入者のニーズを聞いて、直接オプションのアドバイスを行う販売担当者
・購入住戸ごとに、図面の作成や施工管理を行う建設会社
・実際に工事を行う業者
それぞれに役割があり、サービス料がかかります。
とはいうものの、せっかくの新築マンションですから、オプションでさらに快適な生活を楽しみたい方も多いと思います。実際、節約しすぎると後悔もします。
今回、オプションを節約しながら選びたい方のために、経験談を踏まえロードマップを5ステップでまとめました。
ロードマップ通りに進めば、自分に合ったマンションオプションの選び方を学ぶことができるでしょう。
STEP①:事前準備しよう!
まずは、最初のステップでマンションオプションについて全体を理解しましょう。
マンションオプションとは?
マンションを購入する際には、標準的な仕様に加え、追加料金を支払うことで様々なオプションを選択することができます。これらのオプションは、無償セレクト、建築オプション、インテリアオプションの3つのカテゴリーに大別されます。
無償セレクトには、メニュープランによる、間取りの一部変更、カラーセレクト、キッチンの高さ選択などがあり、自分好みのライフスタイルに合わせた選択が可能です。
建築オプションは、建築工事と同時期に施工するオプションです。
マンション購入が決まると物件担当者から建築オプションカタログもとに説明を受けます。
主に、標準仕様の設備をグレードアップしたり、キッチンや水まわり設備の変更、コンセントやダウンライトの増設、手すりや壁の下地補強、床暖房の増設などが含まれます。これらのオプションは、家事や暮らしの快適性を高めるために役立ちます。
一方、インテリアオプションには、マンションの完成後に取り付けられるオプションです。
引き渡しが近くなると、インテリアオプション会などの案内で説明を受けます。
エアコン、照明器具、カーテン、オーダー家具、収納家具、オーダーミラー、アクセントクロス、ピクチャーレール、バルコニータイル・ウッドデッキ、各所コーティングなどが含まれます。これらのオプションは、自分の好みに合わせた見た目や居住空間の機能性を高めるために役立ちます。
マンションオプションのメリット・デメリット
メリット:
- より自分好みのライフスタイルに合わせたカスタマイズが可能。
- オプション購入費用に住宅ローンが利用可能。
- 建築会社が保証をつけるため、アフターサービスの窓口が一元化される。
デメリット:
- デベロッパーが提供するオプションに限定されるため、自由度が低い。
- 建築中の工事の進捗によっては、希望する仕様が実現できない場合がある。
- 外注業者と比較した際、価格が高い場合が多い。
注意点について
無償セレクトオプションと建築オプションは、建設の進行スケジュールに合わせて進める必要があります。建設会社から指定された期日までに、オプションの申し込みを完了する必要があります。
そのため、現状で対応可能なオプションの内容や申込期限を物件担当者にしっかりと確認しておきましょう。
一方、インテリアオプションを追加する場合は、建設スケジュールに関係なく自由に決定することができます。ただし、オプションによっては、取り付けに工事が必要な場合があるため、入居者のスケジュールに合わせて進める必要があります。
また、引っ越し後の対応が難しいものもありますので、しっかりと打合せしておきましょう。
STEP②:予算を決める!
このステップでは、予算決め方について解説します。
新築マンションを購入すると気持ちが舞い上がり、財布のひもがゆるんでしまいがちです。
これもこれもと、オプションを追加していくと、あっというに、100万円単位の費用が掛かってきます。
事前に予算を決めることはとても重要となります。
予算を決め、その範囲に収まるように計画していきましょう。
支払い方法はどうしよう?
資産形成の状況によっては、オプション費用を住宅ローンで一緒に支払いしたいという方もおられると思います。
オプション費用を住宅ローンに含むことは可能ですが、借入金額が変わってきますので、期間に余裕をもってオプション選定しましょう。
また、外注業者に依頼した場合は、引き渡し後に工事になるため、住宅ローンは使用できないので注意が必要です。
入居までに掛かる費用の洗い出しする
新築マンションを契約した際、もうすでに手付金をお支払いしていると思います。
実際に住み始めるまでにも、いろいろな費用が掛かります。
たとえば、マンション購入の頭金の残金、登記費用など諸経費、住宅ローンの手数料、火災保険料、引っ越し費用などがあります。
それらの支出もしっかりと考慮して、オプションの予算を決めましょう。
STEP③:購入したマンション仕様を理解する!
このステップでは、必要となるものを見つけましょう。
マンションオプションを選択するうえも、まずは、現在の仕様を理解することが重要です。
仕様を理解することで、何が不足していてどんなものが必要になるのかや、設備の性能に対しての妥協点なども検討でき、節約にもつながります。
住宅設備の仕様を確認
住宅設備の性能を理解することは、家事や暮らしの快適性を優先される方には特に重要な内容です。
例えば、
・標準仕様のコンロにどんな機能がついているのか。
・食器洗乾燥機は標準装備されているのか。
・トイレや浴室の標準機能に何がついているのか。
などを確認することで、
どうしてもこの機能がついてないと困るというようなものが見つかるかもしれません。
販売パンフレットや物件担当者等に、しっかりと確認することをおすすめします。
また、メーカーのショールームなどを見学することで、購入したマンションの設備グレードを確認できます。
必要なオプションも見つかるかもしれませんので、一度、足を運んでみてください。
モデルルームで何がオプションか再確認
本来、マンション契約前にモデルルームでしっかり確認したうえで契約することがとても重要です。
しかし、意外と見落としていることもあります。
特に、モデルルームと違う間取りを購入した場合は、イメージが湧きにくいため、物件担当者によく確認しましょう。
STEP④:オプション選び!
このステップ、筆者の経験を踏まえ、オプション選びポイントを解説します。
オプション選定のポイント
一つ目のポイントは、優先度を決めて予算内に抑えることです。
今までの、ステップでおおよそ自分好みのオプションイメージができている思います。
自分好みの見た目、家事や暮らしの快適さ、居住空間の機能性など、何を優先にするか決めて予算内に収まるように心がけることが大切です。
二つ目のポイントは、引っ越し後からの工事が難しいものを優先する。
たとえば、床コーティング、ダウンライト増設、キッチン天板変更などです。
これらを引っ越し後に工事をしようと思うと、工事できない箇所がでたり、解体を伴い費用がかなり高くなったりします。
三つ目のポイントは、本当に必要かじっくり考え選ぶことです。
あったら、便利だろうなと安易に決めるのではなく、一日にこれくらいは絶対使うからなど、使用頻度も考慮し、コストパフォーマンスもしっかり考えて選択しましょう。
おすすめオプション
人気オプションランキングを別記事にまとめててますので、参考にしてください。
玄関ドアの電池錠(ハンズフリーキー)
筆者がオプションでつけなくて後悔したものがこの玄関ドア電池錠です。
車で考えていただけるわかると思いますが、今やハンズフリーキーが当たり前の時代ですよね。
買い物帰りなど大きな荷物を持っているときにとても便利です。
あまりにも後悔したため、スマートロックで代用しております。
食器洗い乾燥機のグレードアップ
こちらも筆者が、付けなくて大変後悔したオプションになります。
最近は、標準装備で食器洗い乾燥機がついている新築マンションがほどんどになっています。
標準装備の食器洗い乾燥機の場合、4~5人用モードがあります。
我が家は、4人家族から大丈夫と思っていました。
しかし、実際に食器入れようと思うとパズルのように考えて入れないと収まりません。
こちらは、決して安くないものなので、予算との相談にはなります。(約20~30万円)
家事の手助けを重視したい方には特におすすめです。
ダウンライト・コンセント増設
ダウンライトやコンセントの増設を検討されている方は、優先度はかなり高めです。
住み始めてから、やっぱりほしくなったので付けようと思ったときには、大きな費用が掛かってしまいます。壁や天井を一部の壊して配線をし直し、ボード、クロスを復旧する大きな工事が必要となります。
また、最近は、ロボット掃除機を活用される方も多くなっていると思います。家具配置等を考えてケーブルが床を通らないようコンセントを計画することで、ロボット掃除機の効率もよくなります。
特に、コンセントは1か所の値段もそこまで高くないのでおすすめです。
STEP⑤:相見積で比較検討して最終決定!
最後のステップなります。本題のオプション選定になります。
相見積を取り、金額に納得したうえでオプション選定を行いましょう。
また、代用品がないかを調べることも節約につながります。
建築オプションの選定
まずは建築オプションです。
建築オプションは、建築工事の仕上げと同時に行うため、申込期限があります。
期限に余裕を持つことで、節約につながります。
その理由は、外注業者と比較見積が可能になるからです。
特に、カップボードや吊戸棚を検討される方は外注見積を取ることをおすすめします。
引き渡し後の工事となりますが、価格がかなり違ったりしますので、是非検討してみてください。
また、その他の工事でも事前に比較見積を取ることで、オプション工事金額の不安も軽減されると思います。
インテリアオプションの選定
次に、インテリアオプションです。
インテリアオプションは、鍵の引き渡しから、引っ越しまでの間に行われます。
プロのインテリアコーディネーターさんが、購入者さんの要望に合った良い提案をいろいろといただけます。
オプション費用を住宅ローンに含めない場合は、こちらも外部見積を取ることをおすすめします。
オプション工事は特に比較検討することで、金額が大きく節約ものがありますので、少し手間にはなりますが、それだけの価値がありますので是非検討してみてください。
最近では、内覧会の際、外部業者さんが工事確認のために採寸したりすることが多くなっています。
筆者の注文オプション(価格参考にどうぞ)
筆者宅は、早期契約特典で30万円分のオプションサービスがありました。
予算は、その30万円分です。
以下の4点を、オプションとして注文いたしました。
・段差のあるキッチンからフルフラットキッチンに変更 約25万円
・マルチメディアコンセント移設 約1万円
・コンセントの増設 約1万円
・玄関鏡 W85cmH210㎝ 約6万円
玄関の鏡とエコカラットはどうしてもしたい内容だったので、外注見積を取っていましたが、予算が余ってしまったので、鏡のみお願いすることになりました。
予算を3万円オーバーしました。
・エコカラットは3㎡くらいで、6万8000円で外注し入居後にお願いしました。
また、玄関ドアの電池錠の代わりにスマート・ロックと共用部用のハンズフリーキー2本は追加しました。
以上が、筆者のマンションオプションになります。
まとめ:ロードマップを活用して後悔しないオプション選びをしよう!
今回は、節約するためのロードマップを5ステップでまとめました。
節約するためには、余裕をもって検討することが重要です。
紹介したステップは、以下の通りになります。
STEP① マンションオプション全体を理解する
STEP② 予算を決める
STEP③ 現在の仕様を理解する
STEP④ オプション選定
STEP⑤ 相見積で比較検討して最終決定
ロードマップは、一例になりますので参考の一つにして下さい。
実際に生活してみた結果、オプションをお願いしたもので、後悔はありませんでしたが、付けずの後悔したものが多くありました。
住居での生活を快適にすることで、家族生活がより優位機なものになります。
後悔がないようにじっくり検討しオプション選びを行ってください。
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