こんにちは！うさぱぱです。
このうさ家ブログでは、経験談をもとにマンション仕様について解説しています。
・建築オプションの期限が迫っているけど何を選んだらいいかわからない？
・みんなは、どんな建築オプションを選んでるか知りたい？
今回は、そんな疑問にお答えします。
筆者である僕は、建築関係の仕事を１０年程経験しており、新築マンションの引き渡しに多く携わってきました。
その中で、最近、よく選ばれる建築オプションをランキング形式【参考価格も入れて】でまとめました。
是非、参考にしてみてください。
【前提条件】
・標準仕様やオプションの内容は、マンションにより異なります。
・参考価格は、建設会社やデベロッパーや施工時期により価格が変動します。
※あくまで、参考の一つとしてしてください。
建築オプションとは
建築オプションとは、マンションの施工を行う建設会社が行うオプションとなります。
建設の進行スケジュールに合わせて進める必要があり、建設会社から指定された期日までに、オプションの申し込みが必要です。
内装仕上げ工事は、下層階より順にできあがるため、階数により期限が異なります。
早期に購入を決めた方だけが、依頼できる特権です。
マンション購入が決まると物件担当者から建築オプションカタログもとに説明を受けることとなります。
主に、標準仕様の設備をグレードアップしたり、キッチンや水まわり設備の変更、コンセントやダウンライトの増設、手すりや壁の下地補強、床暖房の増設などが含まれます。
家事や暮らしの快適性を高めるために役立ちます。
建築オプション人気ランキング TOP１０
最新の新築マンションで多く注文されているものをTOP１０にまとめました。
1位 コンセント増設・移設
第1位は、
コンセントの増設・移設になります。
設置費：1～2万円程度 (種類により金額差あり)
移設費：7000～1万円程度
価格面もお手頃！！
最近は、IOT家電や自動掃除機の活用が増えているため、コンセントを増やす方が多いようです。
2位 ダウンライトの増設
第２位は、
ダウンライト(LED)の増設です。
調光スイッチつけることで明るさ調整も可能になります。
設置費：1灯目(1部屋毎) 3～５万円程度
増設費：2灯目以降 1灯毎に1～2万円程度
一部屋あたり６灯程が目安になるため、金額は高くなりますが、照明機器の節約になります。
また、外注業者を使い入居後にダウンライトを設置する方法もありますが、
取り壊しを含む工事となるため割高になります。
優先度高めの、おすすめしたいオプションです。
３位 洗濯機上吊戸棚
第3位は、
洗濯機上の吊戸棚になります。
設置費：10万～15万円程度
正直、設置後の評価は分かれますが、設置させる方は大変多くいます。
物件によって、浴室にランドリー収納が取りづらくなど、
収納が少ない場合、とても便利です。
ただデメリットとして、
棚の上の方に手が届かないという声もよく聞きます。
４位 電気錠＋リモコンキー
第4位は、
電気錠とリモコンキーの設置になります。
設置費：1５万円程度
子育て世代に、とても便利で人気のあるオプションです。
別記事にまとめてますので、是非、参考にしてください。
５位 キッチンカウンター天板グレードアップ(人工大理石→フィオレストーン)
第5位は、
キッチンカウンター天板を人工大理石からフィオレストーンへのグレードアップになります。
引用元：E:kitchen
価格：２５～４０万円程度 (面積が広いとさらに高額に)
とても高級感があり、一段と見栄えが良くなりします。
さらにサイドパネルをフィオレストーンにするオプションもあります。
キッチンにこだわりを持たれる方も多く、人気のオプションです。
６位 ピクチャーレール
第6位は、
ピクチャーレールの設置になります。
設置費：3～５万円程度
最近は、市販で安価なものもありますが、
絵画などの高価なものや、思い出の写真などを飾られる場合は、
しっかりと下地に固定されたピクチャーレールがおすすめです。
７位 室内物干し金物設置
第７位は、
室内物干し金物の設置です。
設置費：2～４万円程度
特にタワーマンションを購入した方で、設置することが多いです。
タワーマンションは、規約によってバルコニーで洗濯物を干せないところも多くあります。
そのため、バルコニーに洗濯物干しがありません。
また、花粉症の季節に外で洗濯物を干したくない方などにもおすすめです。
８位 洗面室化粧台天板をフィオレストーンに変更
第8位は、
洗面室の化粧台天板をフィオレストーンに変更です。
設置費：２０～２５万円程度
洗面室もキッチンと同様で、とても高級感があり、一段と見栄えが良くなりします。
また、洗面室では、三面鏡の下にガラスモザイクタイル貼りのオプションも人気です。
９位 壁掛けテレビ用下地補強
第9位は、
壁掛けテレビ用の下地補強になります。
設置費：2万円程度～
最近は、大型液晶テレビを壁に直接設置して
シアタールームのように利用するなどのニーズも多くなっています。
10位 浴室鏡をワイドミラーに変更
第１０位は、
浴室鏡をワイドミラーに変更になります。
設置費：４～６万円程度
ワイドミラーを設置することで、
浴室の空間に奥行きがでて、広々とした印象となり高級感が出ます。
ただ、掃除の手間がしずらかったり、
設置の仕方によっては、全身が鏡にうつらないといったデメリットもあります。
以上、人気ランキング TOP１０でした。
あまり人気のないオプション
マンションを購入された年齢層によっても、追加したいオプションは異なりますが、
あまり人気のなかった建築オプションも紹介します。
玄関の手すり設置・下地補強
一つ目は、
玄関の手すり設置と将来用の下地補強になります。
設置費：2万円程度
補強費：1万円程度
想定される理由は、今すぐには必要としないものということと、
将来、住み替えを検討している方が増えているからだと思います。
コンビネーションレンジ
二つ目は、
キッチンのコンビネーションレンジです。
設置費：４０万程度～
想定される理由は、金額が高い…ですね。
最近は、家電製品の性能がかなりいいものが増えているためでもあると思います。
食器棚(カップボード)・吊戸棚設置
三つ目は、意外にも
食器棚(カップボード)と吊戸棚設置でした。
設置費：仕様・サイズによっては、かなり高額なります。(４０万円程度～)
吊戸棚だけであれば、１０万程度～もあります。
設置型の食器棚が量販店で優秀なものも多くあります。
また、外注業者に依頼することでかなり安くなることもあります。
作り付けのを重視される場合は、以下より外注業者に相見積もりを取ることで
相場感もつかめますし、節約にもつながりますので参考にしてください。
その他おすすめ建築オプション
食器洗い洗浄機グレードアップ(深型タイプ)
おすすめしたい建築オプションは、
食器洗い洗浄機を深型タイプへのグレードアップです。
設置費：２０～３０万円
筆者が、付けなくて大変後悔したオプションになります。
最近は、標準装備で食器洗い乾燥機がついている新築マンションがほどんどになっています。
標準装備の食器洗い乾燥機の場合、４～５人用モードがあります。
我が家は、4人家族から大丈夫と思っていました。
しかし、実際に食器入れようと思うとパズルのように考えて入れないと収まりません。
こちらは、決して安くないものなので、予算との相談にはなります。
家事の手助けを重視したい方には特におすすめです。
まとめ
今回は、最新の新築マンションで注文の多いものTOP１０を紹介しました。
建築オプションは、引き渡し後に行うと思うと、
取り壊しが必要になるものが多くあります。
やりたいオプションがある場合は、
事前に相見積もりを取ったうえで、今回、オプション依頼することが、
後々、後悔しない秘訣になります。
住宅購入は人生の中で、とても大きな買い物です。
予算と相談しながら、
マンションオプションで、より良い快適な生活を送っていただけたらと思います。
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